タナカレンコンの美味しさの秘密
1.湧き水を使う
私たちの畑は、山から滲み出る水を使っています。
ですから、山から落ち葉が入り、よく肥えた土が出来ています。
2.土中で作る
現在は、池のような所で作るレンコンが主流です。
でも、私たちは、田んぼのように少ししか水を張らず、地下40~60cmの土中で蓮根を育てます。
土の圧力がかかり良い食感が生まれます。
また、蓮根が余計な水分を吸わないため水膨れせず、味が濃くなります。
3.不必要なものは入れない
私達は草木灰(ミネラル)を新しい畑に入れます。
肥料や農薬、除草剤などは使いません。
なぜなら、肥料や農薬は土壌の生態系を乱し、環境を変えると考えているからです。
また、余計なものを入れるとレンコンの味が乱れると考えています。
レンコンについて
備中種の蓮根
実はレンコンには種類があります。
タナカレンコンのレンコンは「備中種」と呼ばれるものです。
これとは別に、スーパーなどで見かける「だるま」という種類があります。
短くコロコロとしているものです。
備中種のレンコンは、昔からだるまに比べて高値が付きます。
その理由は、大きくわけると2つ。
1.味が濃く、食感が良い
備中種のレンコンには甘みがあり、シャキシャキとしています。
2.収穫が大変
だるまが生育するのは、地下20cm~30cm。私達の畑の備中種は40cm~60cmです。
ですから、収穫はかなりハードです。
現在は、品種改良されて育てやすく、味も良いレンコンがあるようですが、私達は備中種のレンコンしか育てる気がありません。
だって、じーちゃんが残してくれたものだから
じーちゃんが残した蓮根の種
タナカレンコンのルーツは、九州の北側に位置する大分県の大分市。
40年間レンコンを全国に送り続けた、
祖父・藤内進。
その祖父が残したレンコンを2011年に、大分県杵築市に移しました。
荒れ地の開墾から始まったタナカレンコン。
2015年にようやく、出荷体制が整いました。
蓮の葉茶イメージ動画